子供の英会話教育はいつからはじめるべき?

こんにちは!まるっぴです。

子供の英語教育について、一体いつからはじめれば良いの?と、お悩みの方がいるのではないでしょうか。「英語を習うなら早ければ早い方が良い」という話もよく聞きますよね。

ただ実際に英会話教室などに通わせるためにはお金も掛かりますので、安易な気持ちではじめる訳には行きません。でも、できるだけ英語を身につけやすい時期から習わせてあげたいのが親心です。

まるっぴは、息子のちびまるを4歳のときに英会話スクールに入学させました。徐々にではありますが、実際に驚くほどの成長を感じています。

本記事では、「いつから英語教育をはじめるのが良いか」をご紹介します。この記事を読んで頂ければ、英語教育をはじめるべきタイミングを的確に判断して頂ける内容となっています。

結論:就学前に はじめるのがおすすめ!

目次

就学前に英語教育をはじめるのがおすすめ!

就学前に英語教育をはじめるのがおすすめです。実は人間の成長過程のどのタイミングで言語学習することが習得にとって有効なのか、様々な研究がなされています。ただ、まだハッキリとしたことは言えないようですが、ネイティブスピーカーレベルの発音や聴力を身につけることに関しては、はやい段階で学習をした方が効果的ということがある程度わかっているそうです。

就学前にはじめる方が良い理由

大人になってから外国語を学ぶ際は、「母語ではない言語」ということを意識しながら学びます。対して、子供は大人のように頭で考えて学ぶのではなく、「母語に近い」感覚で学ぶことができるため、就学前にはじめることが良いとされています。

「言語学習の臨界期」という言葉があります。これは人の視覚や聴覚などの感覚器官の神経回路は、生後の一時的な限られた期間に集中的に形成されるといった考えのことです。

言語学習の臨界期:0 〜 9歳と言われています(諸説あり)

言語を習得するには「最適な時期」というものがあって、その時期を過ぎると習得が困難になってしまうということです。この時期に神経回路に刺激がないもの(実際に体験や経験をしていないもの)は、習得が著しく困難になるとされています。

例えば、聴力でいうと「L」と「R」のお話しが有名ですよね。この「L」と「R」の音は、日本人にとって聞き分けることが非常に困難な音です。なぜなら日本語において、そもそも聞き分ける必要のない音だからです。

これは、この音を「臨界期」に聞くことがなかった(刺激がなかった)ために、区別する神経回路が形成されず、結果として聞き分けることが難しくなってしまったという状態です。

就学前に言語学習を行うということは、ヒトの成長過程においても「最適な時期」で学習できるため、ネイティブのように流暢な英語を習得するには非常に有効な時期であると言えます。

大人になってからでも遅いということはない…が

英語を話せるに越したことはありませんが、英語を話すことができる子供たち全員が、将来的に英語に携わる職業につくかというと決してそうではないと思います。

ですので、大人になってから自分自身で英語が必要なのかを決めて学習をはじめれば良いのでは?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。確かに大人になってからでも英語は身に付きます。

まるっぴも就職してから英語学習を本格的に始めました

皆さんもテレビなどの映像で「大人になってから英語の勉強を本格的に始めました」と言っている方が、本当に流暢な英語を話しているの場面を、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

決して「大人になってからだと言語習得が不可能」ということではありません。ですが、大人になってからの言語習得には相当の覚悟が必要になります。例えば、大人になってから英語学習を行うためには、次のような制約がでてきます。

学習時間が取りにくい

例えば、就職している社会人であればその仕事時間が生活の大部分占めます。そのため、学習時間を確保することが難しくなります。たとえ日々の学習時間を確保できたとしても、まとまった時間を確保することは難しいですよね。

個人差はあるものの、英語を習得するまでに必要な学習時間はおよそ3,000時間とされています。

1日2時間の勉強を365日続けたとしても、およそ4年間を要す計算です。

「習得」するまでの期間が長期となり、確固たる意思を持っていない限り、モチベーションの維持にもとても苦労します。

途方ない時間ですよね。めまいが…

ネイティブレベルにはなれない

大人になってから学習をはじめた場合は、ネイティブレベルの英語力を身につけることは非常に難しいです。なぜなら、先ほど、「言語学習の臨界期」のお話しで申し上げた通り、この「臨界期」に英語漬けの環境下にいない場合は、残念ながらネイティブレベルに達することは非常に難しいとされています。

ただ、訓練次第では、ネイティブスピーカーに近いレベルまで到達することは可能ですが、これもまた想像を絶する努力が必要だと考えられます。

しかし、ネイティブレベルにこだわる必要はありません。ペラペラっと英語を話すことができれば、当然かっこ良いですが、実は世界中で英語を母国語としている人たちの割合は、非ネイティブの人たちと比較して、半数以下とされています。

世界で英語話者は10億人程度いるが、英語を母国語としている人の割合は約25%

ビジネスなどで英語を話す人々は、第2言語として使用している人が大半を占めます。ですので、ネイティブレベルに特別こだわる理由はないということですね。

継続することも大切!

何にでも同じことが言えますが、継続できなければ、何も身に付きません。就学前に英語教育をはじめておくことは、言語習得にとって有利であり、ネイティブレベルでの習得を目指すことにとって大切です。しかし、習得に向けて学習を継続することもまた大切です。

なぜなら、就学前に英語教育をはじめても、習得する前に途中で学習をやめてしまえば、簡単にそれまでの努力は水泡に帰すことになります。

例えば就学前に英会話教室等に入り、英語漬けの日々を続けて英語を話せるようになった子供がいるとします。しかし小学校高学年にあがるのを機に、英語学習を辞めてしまった子は、おそらく大人になったとき、英語をほとんど話せないでしょう。

実際にまるっぴの知り合いのお子さんにも似たような方がいらっしゃいます。その方は親御さんの都合で幼少期をアメリカで生活していましたが、日本に戻り英語を使わなくなるに連れ、英語は忘れてしまい、今はほとんど話すことができません。

言語学習には、必ず継続が付きものです。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、「英語教育をはじめるのは、就学前がおすすめ」についてご紹介しました。英語が身に付きやすいこと、またネイティブレベルを目指すのであれば、就学前に英語教育をはじめましょう。でも英語教育を継続して続けることも同じくらい大切です。

早速、英語教育をはじめてみたい方に向けて、英語教育をはじめるにあたっての最新の英会話教室などについての記事を後日執筆中です。気になる方はそちらの記事もご覧ください。

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