こんにちは、まるっぴです。子供の成長する早さには毎回驚かされますよね。年を重ねる度に行動範囲も段々と広くなり、どうしても親の目が行き届きにくくなります。親としては、そんな子供の成長はとても嬉しくもあり、ちょっぴりだけ寂しくもあります。
そしてまた少し心配なのが親心です。そんな中、我が家で常日頃から考えているのが、子供を見守る方法についてです。
いつまでも親が同伴で外出という訳にはいきませんからね
そこで、我が家は、BsizeのGPS BoT(ボット)を子供に身につけさせるという選択をしましたので、どういったものなのか、こちらの記事で紹介していきます。子供の見守りについて、お悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
GPS BoT(ボット)を選んだ理由
我が家は、子供の見守りという点について、GPS端末という選択をしました。見守りの方法を調べると、キッズケータイという選択肢もありましたが、キッズ用とは言え、小さい子供にはまだ使いこなす事は難しく、さらにキッズケータイはコスト面の圧迫も大きかったため、断念しました。
そこで、比較的安価であるGPS端末を選ぶことにしました。ひと口にGPSと言っても様々なメーカーから豊富な種類のGPSが販売されています。そこで、顧客満足1位で使い勝手も良さそうで、コストも安価なBsizeのGPS BoTを使用することにしました。
実際に使ってみた
実際にGPS BoTを購入して約半年間使用してみました。その使用感を細かくレビューしていきますので、ぜひご一読ください。
外観・付属品
GPS BoTの販売メーカーであるBsizeのホームページから購入手続きをして、商品が届きました。購入したときは、第2世代モデルです。
早速開梱してみます(ワクワクっ)。外装を開梱すると、じゃんっ、GPS BoTが出てきました。
こちらは裏面です。製品仕様などが裏面には記載されています。
次は、いよいよ、GPS BoTを開梱していきます。側面から開梱できるようになっています。
側面の開梱口をめくると「はじめまして…」と愛着が湧く細かい演出があります。「こうみえて、ロボットです」と公式ホームページに書いてあるのを思い出しました。
開封できたら、いよいよ開きます。開くと「GPS BoTの始め方」という記載があり、すぐにセットアップを開始することができます。
GPS BoT本体が出てきました。
シンプルなデザインで丸みがあって良いですね!
また、特に付属品はありませんでした。GPS BoTは、充電式のデバイスなので、充電ケーブルが必要になります。GPS BoTは、USB Type-C ケーブルを使用しますので、予めご自身で別途の準備が必要です。
製品仕様
商品名 | GPS BoT(ボット)第2世代モデル |
寸法(本体) | 50×50×18mm |
重量(本体) | 46g |
色(本体) | マットホワイトのみ |
バッテリー | リチウムイオン電池(1400mAh) |
充電頻度 | 頻度優先モード(最短1.5分間隔) 1度の充電で1週間〜2週間 バッテリー優先モード(最短3分間隔) 1度の充電で2週間〜1ヶ月 |
充電時間 | 3時間〜4時間 |
耐久性 | 生活防水 防塵(IP55) 耐衝撃 |
充電端子 | USB-C |
通信方式 | LTE-M |
通信可能エリア | ドコモLTEエリア |
測位方式 | GNSS(GPS/みちびき QZSS/BeiDou/ Galileo/ SBAS) アシストGPS(A-GPS) クラウド測位(Wifi/ 携帯基地局) モーションAI(加速度/ ジャイロ) |
保存環境 | 温度:-10℃〜50℃ 湿度:10%〜90%RH(結露・凍結しないこと) |
使用環境 | 温度:5℃〜35℃ 湿度:20%〜80%RH(結露・凍結しないこと) |
付属品 | なし |
保証 | 購入日から1年(自然故障に限り) |
製造国 | 日本国 |
操作画面(見守り画面)
実際にGPS BoTがどこにある(居る)のかを確認するために、GPS BoT専用のアプリが用意されています。対応OSのアプリをご自身の携帯端末にダウンロードし、GPS BoT本体に刻印されているシリアル番号を使用して、登録・紐付けをすれば、見守り準備は完了です。
登録手順はとても簡素化されており、煩雑な作業は一切ないので、機械的な作業が苦手な方もストレスなく登録できると思います。登録作業自体は5分〜10分あれば完了できるでしょう。
登録を完了すると、下の画面が表示されるようになり、① 〜 ⑦までの項目が、ひと目でわかます。この画面が見守りのメイン画面となります。
- MENU画面ボタン
- 公式オンラインストア画面ボタン
- アイコン…複数のイラストアイコンの他に、カメラ画像も設定可能
- バッテリー残量(ゲージ)…残りのバッテリー残量を大まかに表示
- 表示BoT …見守っているBoTのID。任意の名前に変更可能
- BoTの現在位置(住所)…”〜付近”という形で大まかに表示
- 設定画面ボタン…通知設定などの詳細設定が可能
測位精度
気になる測位精度ですが、約半年使用してみた感覚ですが、おおよそ5 〜 20mのばらつきがあります。ただ、子供の位置を確認する分には十分であると感じました。
測位頻度
頻度に関しては、GPS BoTに複数のモード設定があります。また、高頻度であれば、より早くバッテリーを消耗することになりますので、ご自身の使い方と相談して選択するようにしましょう。我が家は、バッテリー優先モードを常時使用しています。今すぐに位置を更新したいときは、すぐに任意で更新できますので、バッテリー優先モードで困る事はありません。
- 頻度優先モード…最も高頻度(最短1分〜2分間隔)
- バッテリー優先モード…最短3分間隔で、バッテリーセーブ
- 機内モード…電波OFF(一度設定すると充電するまで見守りできない)
携行性
GPS BoTの本体は、とても小さく、軽くて薄いので、持ち運びは、全く苦になりません。逆に、気にならなすぎて、紛失の方が怖いかも知れません。ただ、そこはBsizeさんの心遣いで、ストラップホルダーが設けられていますので、身につけたい箇所に、括り付けて使用することも可能です。
我が家は、子供のカバンのポケットに常時入れて使用しています。子供のカバンなので、ポケットは小さいですが、GPS BoTを入れていても気になりません。
充電
充電には、USB Type-Cケーブルを使用します。ケーブルを挿して給電したときに、赤色のランプが点灯します。これは、バッテリーが満タンではない状態を示しています。充電が満タンになると、点灯が赤ランプから緑ランプへ切り替わりますので、これが充電満タンの印です。新品開封後の初充電では、約3時間ほどの充電が必要でした。
充電時間が少し長いような気がしましたが、就寝前に充電を行なっておけば、朝には完了していますので、特に問題はなかったです。
バッテリー優先モードを使用時、約1.5ヶ月間充電なしで使用できました
また、携帯端末の通知センターや、GPS BoTアプリから「充電してください。」とお知らせをしてくれますので、充電忘れも防ぐことができます。
便利機能
GPS BoTには、見守りに大変便利な機能があります。
ストリートビュー
GPS BoT 専用アプリの見守り画面で、BoTの現在位置をGoogle Mapのストリートビューで表示・確認することができます。都度Google Mapへ切替えることなく、専用アプリの延長上で、そのまま確認できるのはありがたいですね。
見守りメンバーの追加
GPS BoTのアカウント保持者以外の他の家族を、追加費用なく見守りメンバーに追加することが可能です。我が家も妻をメンバーに追加して使用しています。
出発・到着通知
出発と到着の通知を自動で行なってくれます。子供は何も気にする事なく、見守り者は安心して使用することができます。さすが!人口知能を見守るロボットというだけあって、良く行く場所を自動で学習して、通知をしてくれる機能もあります。さらに、普段の学習範囲から外れた行動だとGPS BoTが判断した場合は、自動で通知してくれます。
購入方法・価格
GPS BoTを購入するには、公式ホームページからの購入のみとなっています。記事執筆時点(2022年5月時点)での購入価格は以下の通りです。
端末料金 | 5,280円(税込) |
月額料金 | 528円(税込) |
GPS BoT 1台を維持する費用は、上記のみです。また解約手数料などは一切掛からないことも、購入を後押ししてくれるポイントですね。
総評
我が家にGPS BoTを導入して、約半年間経ちますが、購入して正解だったと思っています。煩わしい機能はなく、子供の見守りという点において、シンプルさが追求されていることで、見守られる側・見守る側の双方にとって、とても使いやすい作りとなっています。
出発・到着がタイムラグなく、通知されるだけで、親としては安心できますし、加えて普段と逸脱した行動を取った場合は、人口知能が判断・通知してくれますので、しっかりと防犯としての機能が備わっていることも、安心材料であると感じました。
GPS BoTという見守り方法が全てではありませんが、子供の見守りの一助となってくれることは間違いありません。
こんな人におすすめ!
子供の見守りを始めたいが、「キッズケータイはちょっと…。」「もっとシンプルで高性能+コストが高すぎないもの」をお探しの方におすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか。本記事では、GPS BoTのレビューを紹介しました。解約料金が一切掛かりませんので、子供が来年から小学生になるなどのタイミングで、購入してお試し頂くのも良いかも知れません。我が家は、これからもGPS BoTを使い続けていきたいと思います。